朝7時からの患者さん

朝起きた時は何ともなかったけれど、洗面所でうがいをしようと頭を上げた時に首がぐきっとなったそうです。
それからは首を動かすたびに痛みが走るようで、そのままリビングにいる私のところへ。
そう朝7時からの患者は私の妻です。

朝の冷え込で、今までよりも体の血流が悪くなっています。
朝一の急激な動作は危険です!
と言っても痛くなったものは治さないと。

という事で、首が痛くてもまずは足の方のツボから鍼を刺します。
(家では鍼を刺します。)
痛いところに手が行くように、最初から痛いところに鍼をしたくなりますが、それをすると確かにすぐに痛みが消えるかもしれません。
しかし、そのあとに凄まじい好転反応?に見舞われる場合もあります。
それは、極端な食事制限による短期間のダイエットに成功したものの、数か月後にはおまけ付きのリバウンドをしてしまうのと同じです。
なので、私の場合は痛むところにいきなり鍼をしたりはしません。

また、そうするにはこんな考え方もあってのことです。
痛みの原因を気や血の停滞と捉えます。
例えば長いホースの中ほどにゴミが詰まっている状態の時に、そのゴミを取り除くのにホースの先から水を流してゴミを外に追い出すのと同じようなイメージで、体の中にある経絡という道をホースに見立てて、気や血の停滞で痛む場所から離れたツボを刺激することでスーッと流していくと、痛みも消えるということです。

 

一見すると、痛むところと全然違うところに鍼をしているのに、痛みがなくなるのは何だか不思議な感じがしますが、体の中の経絡というホース(道)を利用して痛みを取っているだけなんです。
この方法は首の痛みだけではなく、肩こりや腰、膝の痛みや神経痛など他の症状にも使えます。
例えば、今まで肩こりがつらいから肩を重点的にしてほぐしてもらっても、すぐにまた肩こりで悩まされる方は、経絡(道)を使った方法を試されてみてはいかがでしょうか。
長年の悩みや苦痛が解消されるかもしれませんよ!

 

もしお身体で気になるところ、気になる症状があれば、鍼をすると改善していくと思いますので、鍼灸院にぜひお越しください。

家では刺しますが、こも池鍼灸院ではささない鍼で施術をしていますので、鍼を刺される時の痛みもありませんのでご安心ください。

そうそう、私の妻は首の痛みが取れて何事もなかったかのように仕事に行きました。