生殖補助医療から思うこと

昨今、生殖補助医療が急速に普及しています。

2000年には体外受精で生まれてくる子どもが約12,000人だったのが、2015年には約51,000人にのぼるそうです。

この数字だけを見ると医療の進歩と見えそうですが現状はどうも違うようです。

 

実際には、昔よりもはるかに多く方が生殖補助医療の治療に取り組んでいて、体外受精(顕微授精も含む)の件数は2000年の頃と比べて5倍近くになっているにも関わらず、体外受精の出産率や妊娠率は横ばいもしくは下降傾向にあるようです。

具体的な数字はこんな感じです。

2000年は69,690人の方が取り組み、12,274人の子どもが生まれているのに対して、2011年は269,555人の方が取り組み、32,426人の子どもが生まれています。実に240,000人近くの方が頑張って生殖補助医療の治療をしたにも関わらず子どもに恵まれなかったわけです。

 

また、医療技術の進歩と治療費は比例傾向ですが、出産・妊娠率が比例しないのは悲し過ぎます。

私はこの話を聞いて、鍼灸で生殖補助医療の治療をされている方のお役に立てるように改めて強く思いました。