妊娠力をはかる上で大切なこと。ある患者さんを例に

妊娠力をはかる上で大切な6つのこと

1、卵胞は育っているか
2、ちゃんと排卵しているか
3、ホルモン値は正常か
4、卵管は通っているか
5、感染症に罹っていないか
6、精子抗体がないか

ある患者さんは1~5については問題がありませんでしたが、6の項目の精子に対しての抗体が強くあって、
不妊クリニックでは自然妊娠は難しいと言われて体外受精を強く勧められたようでした。
(体外受精しか妊娠する道はないと言われたようです。)
しかし本人は、なるべくなら自然にという気持ちがあり当院に来られました。

精子に対しての抗体が強くある場合の鍼灸の仕方は、とても簡単。
自己免疫力を高めてアレルギー反応を減らしていくことです。
気・血・水の流れやバランスを整えていく施術を行っていきます。

抗体とは、免疫グロブリンと呼ばれていて、体内に入ってきた異物から自分を守るためのもの。
カニやエビ、ミルクやチーズなどの食物に対しての抗体や杉やひのきなどの花粉に対しての抗体と同じように、精子に対しての抗体もアレルギー症状と同じ考え方をします。

ただ、数回の施術で自己免疫力が高くなり精子に対しての抗体を減らすことは難しく、少し長い目で取り組んでいく必要があります。
患者さん本人も、2年くらいはかかっても仕方がないかなという気持ちでおられました。
しかし、週1回の鍼灸を始めて5ヶ月目に自然妊娠されました。

 

病院であれやこれやといろんな検査をして、その結果、自然妊娠は無理だと言われたのは一体なんだったのだろう??と話されていました。
鍼灸をすると身体は変化します。
病院では無理だと言われても、鍼灸をすると実現可能になることがあります。